坐骨神経痛は、整体院で改善するのか？？

こんにちは！

朝晩も少しずつ涼しくなり、当院の前の歩道では、昼間でも散歩やランニングを楽しまれている方、小牧山を登られる方も増えてきたように感じます。

本日は、「坐骨神経痛は、整体院や接骨院で良くなるのか？』という所のお話をできればと思います。

まず、坐骨神経痛・・・

これ、病名では無いです。

これは、神経が刺激される事で起こる痛みや不快感の総称となります。

例えば、

ヘルニアの場合、背骨と背骨の間にある椎間板が押し出され、それが神経を刺激する事によって、腰、おしり、太もも、下腿、足などに起こる痛みや不快感

これは、ヘルニアが原因で坐骨神経痛という症状を発症している状態です。

脊柱管狭窄症は、背骨の脊柱管が狭くなり、骨が神経を圧迫する事によって生じる痛みや不快感

こちらは、脊柱管狭窄症が原因で坐骨神経痛を発症している状態です。

日常の体の使い方の偏りや大き過ぎるお体の負担、そこから来る極度の筋緊張により、神経に刺激が加わり起こる痛みや不快感

これは、筋肉が緊張する事により、神経が引っ張られる事が原因で刺激が加わり現れる症状

これらは全て坐骨神経痛という症状に該当します。

整体やその他、色々な施術方法がありますが、おおかた筋肉に対しての施術が多い現在です、

残念ながら筋肉に刺激を加えても、飛び出したヘルニアは無くなりません。

筋肉に刺激を加えても狭くなった脊柱管の変形は改善されません。

ですが、あちこち治療院のホームページを見てみると、

ヘルニア治りました！脊柱管狭窄症が良くなりました！腰椎すべり症を改善！のような表現をよく見かけませんか？？

これは、整形外科や病院の受診の際に、画像上、ヘルニアや脊柱管狭窄症の診断を受けた方の坐骨神経痛の症状が良くなった事を意味するものが殆どだと思います。

何が言いたいかと言いますと、

勿論、病院での手術が必要な症状の方もみえます。ですが、割合としては３つ目にお話した

「筋肉の過緊張が原因の坐骨神経痛」が圧倒的に多いように私は感じています。

ですから、ヘルニアだから手術とか、脊柱管狭窄症だから病院でしか、上手く付き合っていくしか、という事ではなく、

あなたの坐骨神経痛の原因が、筋肉の緊張が原因のものであれば、整体での徒手両方でも改善に向かうことは、十分に考えられると思います。

早期に手術を考えたり、湿布、痛み止めの薬や注射によるその場しのぎではなく、

ご自身でご自身のお身体の状態を知り、ご自身でできる正しいセルフケアを身につける事でも良くなるとしたら、どちらがよろしいでしょうか？？

※安心して施術を受けたり、セルフケアを行う為に、整体を受診する前に医療機関にてレントゲンやMRI等、画像診断は背骨の状態を知る為にも撮る事をお勧め致します。

当院では、病院での治療、手術が必要な症状なのか？整体でも施術が可能な症状なのか？など、ご相談も受け付けております。

坐骨神経痛は、ほかっておいて良くなるものではありません。

筋力の低下もどんどん進んでいきます。

気になったら、ひどくなる前に早めの対策を心掛けて下さいね。

本日は、ここまでとなります。

それではまた✌️